津山市に広がる「あじさい寺」として名高い長法寺をご存じでしょうか? 岡山県津山市の神南備山の麓に佇むこのお寺は、梅雨の季節になると境内には30種類約3,500株の紫陽花が一斉に咲き誇ります。 今日はその美しい光景を楽しむために長法寺へ訪れました。
こちらもどうですか?
目次
別世界に迷い込んだかのような、あじさい寺
長法寺が「あじさい寺」として知られる理由は、明治6年に津山城が取り壊された際に贈られた、長法寺阿弥陀堂腰高障子(津山市指定重要文化財)に描かれたアジサイが起源とされ、それをきっかけにアジサイの植栽が始まったからです。
ここは種類が多くて、本数も多いなー
他では見た事がない紫陽花も見かけたにゃん
ひっそりとした空間で神秘的なトコじゃったわ
6月中旬~7月上旬が鑑賞時期にゃん
こちらもどうですか?
今では、県内屈指の紫陽花が境内を彩り、青、紫、ピンク、白など様々な色合いの紫陽花が、境内を彩り、県内外の多くの観光客や写真愛好家が訪れます。 梅雨の時期には、津山市周辺を訪れる際には、ぜひ長法寺のアジサイを楽しんでみてください。
長法寺の美しい紫陽花に囲まれる境内は、静寂と霊験な雰囲気が漂います。 神秘的な空間での紫陽花の花が揺れる風景は、心を穏やかにし、訪れる人々に癒しをもたらしてくれるでしょう。
まるで別世界のような世界感
お寺の門から覗く紫陽花は、まるで別世界に迷い込んだかのような神秘的な雰囲気を漂わせています。 一歩足を踏み入れると、期待通りの特別な空間に身を置いたことを確信し、この場所を訪れて本当に良かったと心から感じるでしょう。 色々な紫陽花園を見てきましたが、長法寺の雰囲気は別格です。
阿弥陀如来を本尊とした本殿
長法寺の奥に位置する阿弥陀堂は、阿弥陀如来を本尊とし、脇侍には天台大師と伝教大師が祀られています。 現在のお堂は弘化2年(1845年)に西方にあった堂を移築し、阿弥陀堂兼客殿として再建されたそうです。 阿弥陀堂は厳かな雰囲気が漂い、多くの参拝者が訪れる聖なる場所となっています。
本殿前から見える景色も抜群の美しさです!
多宝塔から見る景色が抜群!!
長法寺からさらに山を登ると、神南備山の中腹に立つ多宝塔が迎えてくれます。 この多宝塔は、長法寺の創建1550年を記念して平成8年(1996年)に建てられたものです。 約18メートルの高さを持ち、下層は方三間、上層は円形で、白木造りの銅板葺きの二重塔となっています。 塔の内部には入ることはできませんが、塔の位置からの眺めはまさに絶景といえるでしょう。
正直に言いますと、多宝塔までの道はかなりの勾配と距離があります。 紫陽花の季節には暑くて少し疲れるかもしれません。 しかし、それでもその場所に行く価値は十分にありました。 もし興味があるのであれば、ぜひ多宝塔のある場所まで登ってみてください。 そこからの眺めは絶景ですよ。
紫陽花の優れた写真スポット
津山の長法寺の紫陽花は、引き写真にもぴったりの絶景スポットです。
門から覗く紫陽花が綺麗なんじゃ!
ファインダー覗くだけで楽しいんよ
満足したようで何よりだにゃん
その雰囲気はとても魅力的で、まさに「映える写真」が簡単に撮影できることでしょう
さらに、多種多様な紫陽花が咲き誇っているため、寄りの写真を撮影する際でも満足のいく結果が得られます。 長法寺は、美しい風景、鮮やかな花、そして写真映えする要素をすべて兼ね備えた特別なスポットと言えるでしょう。
秋も美しい紅葉が楽しめます
そして、このスポットは秋にも魅力的な一面を見せます。
銀杏よ、汝常盤樹の 神のめぐみの緑葉を、霜に誇るにくらべては、いかに自然の健児ぞや。
われら願はく狗児の 乳のしたゝりに媚ぶる如、心よわくも平和の 小さき名をば呼ばざらむ。
絶ゆる隙なきたゝかひに、馴れし心の驕りこそ、ながき吾世のながらへの栄ぞ、価値ぞ、幸福ぞ。ー 長法寺境内の大銀杏の下に『公孫樹下にたちて』の詩碑
詩碑にあるとおりで、大イチョウや紅葉が彩る風景は、まさに秋の美しい風情を楽しむ絶好の機会です。 季節の移り変わりに合わせて、長法寺の姿を変化させる様子を愉しむことができるのです。 ぜひ、紫陽花だけでなく、秋の風景も心ゆくまで楽しんでみてください。
モミジの美しい風景も期待できそうですね。 大イチョウやモミジの鮮やかな色づきに心躍ります。秋に再訪することを楽しみにしています! 紅葉の季節には、さらに素晴らしい景観が広がることでしょう。
アクセス方法
最寄りの交通情報を取得中...
所在地 | 〒708-0885 岡山県津山市井口246 |
---|---|
注意点 | 17時以降の入山はできません |
駐車場 | あり |
トイレ | あり ※長法寺にあります |
津山市街の中心に位置する長法寺は、アクセスの便利な場所にあります。 ただし、長法寺周辺は細い道が続き、車一台しか通れない区間もありますので、運転する際には安全運転を心がけましょう。 周囲の道路事情に注意しながら、心地よいドライブを楽しんでいただければと思います。
岡山県南から長法寺へ向かう場合、高速道路を利用するかどうかは地域によって異なるかもしれません。 岡山市街地からであれば、県道53号線がメインのルートとなることが予想されますが、ゆったりとしたペースで下道を走ってみるのもおすすめです。
入山料
長法寺は一般開放されているお寺です。入場料・入山料は必要ありませんので、気軽に訪れることができます。 本堂ではお参りもできますので、ぜひ一緒にお参りしましょう。 心静かに、穏やかな時間を過ごすことができますよ。
トイレ
長法寺境内にトイレがありました。
近場の飲食店を取得中...
\この記事をシェアする/
こちらもどうですか?