現在、瀬戸内市立美術館ではトリックアート展が開催されています。 この展示では、世界的に有名な印象派画家たちの作品をモチーフにしたトリックアートが展示されています。
目次
トリックアートとは?
トリックアート(TrickArt)について、当美術館に来て初めて詳細を知ったのですが、トリックアートは近年開発されたアートスタイルであり、株式会社エス・デーが登録商標として所有している独自の体験型アートの事だそうです。 登録商標として認められていることからも、その独自性と特異性が認められていることが伺えます。
トリックアートはしっとったけど、商標登録されてるのは初めてしったわ
最近のアートなのもびっくりにゃんね
ほんまそう
実際にさわったり、写真撮影も許可されてるにゃんよ
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トリックアートの歴史は、1984年にエス・デーの創業者である劒重和宗(けんじゅうかずむね)氏が制作した壁画から始まりました。 彼の作品はその独創性とユニークさで注目を浴び、人々に新たな芸術体験として、「パロディシリーズ」という有名な名画をユニークなアプローチで再現し、観客に驚きと楽しさをもたらしました。
その後、1991年に東京で世界初のトリックアート美術館が誕生し、トリックアートという言葉が大きく注目を浴びるようになりました。 この美術館は、従来の絵画鑑賞の概念を覆す新しいスタイルの美術館であり、多くの人々にトリックアートの魅力を伝える役割を果たしました。 その大きな特徴は、見るだけでなく、作品に触れたり写真を撮ったりするなど、参加型の要素によって貴重な体験を生み出しました。
実際に触れることができ、写真撮影もできる美術館
写真OKの美術館はあまり一般的ではありませんが、瀬戸内市立美術館のトリックアート展では、触れたり写真撮影をすることが許されています。 実際に訪れてみると、その新鮮な体験がとても楽しいものでした。 トリックアートの特性によって、絵画作品に実際に触れたり写真を撮ったりすることができるのは何より楽しかったです。 自分自身が作品の一部となり、アートとの対話を楽しむことができるのは、まさに貴重な体験でした。
本来の展示では写真撮影は当然禁止されていますが、本展示に限り写真撮影が許可されているのは、そのトリックアートの特徴に由来しているのだと納得です。 絵画作品と一体化して、驚きと楽しさに満ちた独自の体験を味わうことができるのは、このイベント特有の愉しさと言えるでしょう。 写真OK&体験できるアートなので、是非二人以上で来館することをオススメします!
体感型の展示物
トリックアート展は体感型の展示物であり、写真では伝えきれない魅力がたくさん詰まっています。 こちらでは一部の展示物の写真を掲載しますが、ぜひ実際に足を運んで体感してみてください。 実際に目の前で見たり、触れたりすることで、より楽しむことができることでしょう。 写真以上の驚きや感動が待っていますので、ぜひ体験してみてください! かくいう私も体感しながら子供みたいに楽しんでしまいました(笑
なぜ?!見る角度で絵がかわる!!
入場してすぐに驚きの絵画が登場! まるで、空間がぐにゃりと歪んでいるように見える絵があり、左右に移動すると、絵画に描かれた美術館の壁が動いて見える不思議な光景。
そのトリックに気づいた瞬間「なるほど!」と納得しましたが、まさにアハ体験でした。 まったく同じ絵でも、視点や角度によって異なる世界が広がるのは本当に面白いですね。 トリックはもちろん内緒にしておきますね!
あのゴッホの絵に、自分が登場?!
パイプをくわえたゴッホの自画像に、驚くべきトリックアートが現れました。 パイプの煙から姿を現すのは自分?! このユニークなトリックアートは自らが絵の中に入り込み、煙の中からゴッホと対峙する瞬間は、まさに驚きと興奮が交錯する体験です。
ぶっちゃけできてないのにゃ、ヘタクソにゃ
これ実際むずかしかったんよ、さらに言うと太ってると絵画ごと破壊しそうだったw
ゴッホとカフェで一緒にお茶しませんか?
名作「グレーのフェルト帽の自画像」と「夜のカフェテラス」が融合した驚きのトリックアートが登場しました。 そこには本来存在しないはずのゴッホが椅子に座っています。 まるで過去と現在が交差したような不思議な光景です。
トリックアートならではの魔法のような瞬間! なんとゴッホと一緒に写真を撮ることができました! これぞアートと体験の融合。 まさに奇跡とも言えるトリックアートの世界を、ぜひご堪能ください。
ひまわりが溢れんばかりに成長?!
ゴッホの名作「ひまわり」が、額縁から溢れんばかりに立体的に咲き誇っています。その迫力には驚きです。
手を伸ばせば実際に触れるほどの大きさに、思わず目を見張ります。まるで絵画が現実の世界に飛び出してきたかのような臨場感は、トリックアートならではの驚異的な表現力。 ゴッホの「ひまわり」が手の届く近さで咲き誇る様子を、ぜひ体感してみてください。
まだまだ沢山、いろんなトリックアートが沢山!
まだまだたくさんの魅力的なトリックアートが展示されています! 目の錯覚を利用した「仕掛け」とアートが組み合わさった、ユニークな体験・参加型の作品が数多くあります。 ここでは紹介しきれないほどのバラエティに富んだ作品が展示されていますが、ぜひ自分の目で見て、手で触れて、写真を撮ることでその驚きと楽しさを実感してください!
ぜひ、友人や家族と一緒に楽しい写真を撮りながら、トリックアートの世界に浸ってみてください。 瀬戸内市立美術館でのトリックアート展は、驚きと感動の連続を約束します。
アクセス方法
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所在地 | 〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛 |
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営業時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
イベント期間 | 2023年6月27日(火曜日)~8月20日(日曜日)まで |
入場料金 | 一般(高校生以上)500円 ※割引(団体20名以上または65歳以上)400円 小・中学生200円 |
駐車場 | あり(乗用車48台、大型バス3台) |
トイレ | あり |
国道2号線より岡山ブルーラインを南下し、邑久インターチェンジで降りてから、さらに牛窓方面に約6キロメートルほど進むと目的地に到着します。
入場料
本施設は入場料が設定されています。入場料は以下の通りです。
- 一般(高校生以上): 500円
- 団体(20名以上)または65歳以上: 400円
- 小・中学生: 200円
障害者手帳の対象施設
障害者手帳をお持ちの方は、本人1名と同行者1名に限り、無料でご入場可能です。 障害者手帳の提示が必要となりますので、ご注意ください。
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