デジタルファインアート展「動くゴッホ展」は、不思議な感覚を味わいながら、現代によみがえるゴッホの作品と数奇な生涯に触れる特別な展覧会です。
目次
デジタルファインアート展 動くゴッホ展
岡山県の杜の街グレースでは、動くゴッホ展が第1会場と第2会場の、2つの会場にて展示されています。 第1会場では、ゴッホ縁のグッズも販売されており、展示を楽しみながら、ここだけの特別なゴッホグッズを手にすることもできます。

ゴッホは画家を志し、37年間の生涯で約2000点もの作品を残しました。 彼の短くも濃い人生は、後に近代美術の父と称されるほどの影響を与えました。 この展覧会では、ゴッホの画家人生に触れながら、最新のデジタル技術によって作り出された作品群を体験することができます。 世界中の美術館から集められたゴッホの作品を基に、デジタルアートスタジオ[MDK]が制作した展示映像は、驚きと発見に満ちた表現世界を紡ぎ出します。

「動くゴッホ展」は、最新のデジタル技術を駆使した新たな芸術体験ができる展覧会です。 静止画だけでは伝えきれないゴッホの作品の魅力や情感を、臨場感あふれる映像や演出を通じて体感することができます。
ゴッホの世界を体感する
フィンセント・ファン・ゴッホは、不遇な人生と孤独な画家の道を通じて、約2000点の作品を生み出しました。
ゴッホ展と聞いて、杜の街グレースにさっそくいったでぇ
写真OKはうれしいね
写真も良いけど、ちゃんとしっかり見るにゃんよ
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今回の動くゴッホ展では、最先端のデジタル技術を駆使して、ゴッホの作品が鮮やかに再現されています。 杜の街グレースの地に約860点のゴッホ作品が一堂に集められ、新たなアート体験を提供しています。
第1会場 新しいアートの鑑賞方法
第1会場の最初の展示は、液晶に映し出されたゴッホの絵画を見ることができます。 当初は絵画がどのように動くのか興味津々で鑑賞していましたが、実際には数枚のゴッホ作品が切り替わりながら表示されていく形式でした。 言わば、額縁はそのままに、中の鑑賞するアートが切り替わる手法が取られており、これによって多くの絵画を効率的に楽しむことができます。
動きに着目していた為少し残念ではありましたが、一つの絵画に留まらず、展示が切り替わるたびに新しい作品やテーマに出会えるので、訪れる人々の足も自然と止まり、デジタルファインアート展ならではの利点のように感じました。 これはこれで面白いですね。
次の展示は、背景や表情、ゴッホがくわえるパイプから煙がでるなど、映像技術によって新たな命を吹き込まれた絵画を楽しめます。 実際に絵画が動く展示は想像以上に面白いですね。 次第に動くゴッホ展の期待も高まっていきます。


ゴッホが実際にこのような技術を目にしたら、どのように感じるのか興味深いです。 彼は自身の作品や芸術に対して深い情熱を持ちながらも、生前は評価されず苦悩の日々を送っていました。 ですから、後世の人々が彼の作品を楽しんでいる姿を見ることができたら、彼にとっては嬉しいのかな? そんな風に思いながら進んでいきます。
第2会場 アルルでのゴッホと生涯
第2会場では、アルルの郵便配達員「ジョゼフ・ルーラン」を語り手に、ゴッホがアルルに移り住んだ後の物語が展開されます。 テオとの手紙のやりとりを通じて、ゴッホの生涯を一つずつ追っていくことができ、第2会場を通して、ゴッホの生涯を読み解いていきます。 そして、彼の作品に込められた思いや情熱、ゴーギャンとの確執、苦悩を深く理解することができます。

最後のコーナーでは、フィンセントの油彩作品のほぼ全て860作品を、53分にもおよぶアーカイブで体験することも可能です。 デジタルアートだからこその沢山の作品を一気に体感できます。
鑑賞を終えて
正直に言わせてもらうと、第1会場を見終えた瞬間は、少し物足りなさを感じました。 しかし、第2会場に進んでゴッホの生涯のストーリーを読み解くうちに、展示会に重みが増していき、満足感も増してきました。

確かに、杜の街グレースというコンパクトな立地を考えると、「動くゴッホ展」のデジタルファインアートの展示手法は非常に適切で素晴らしいと感じます。 デジタル技術を活用することで、より多くの人々がアートに触れる機会を得ることができますし、コンパクトな空間の中でも最大限の最大数の展示ができています。 今回のゴッホ展は、まさに杜の街グレースの良さを最大限に引き出しているように感じました。

絵画そのものとデジタルファインアートは異なる魅力を持っていますが、デジタルならではの新たな魅力も十分に感じられました。 デジタル技術によって絵画が動き出すことで、イメージが膨らみ、作品に新たな解釈や感動が生まれます。 また、デジタルな展示では気軽に作品を鑑賞することができ、より多くの人々が芸術に触れる機会を得ることができると感じました。 デジタルファインアートは絵画とは異なるアプローチですが、その新たな魅力に魅了されましたね。
動くゴッホ展を観賞する価値は十分にあり、ゴッホの作品に込められたストーリーがより深く理解できる魅力的な体験ができたました。 この展覧会を通じて、今まで知らなかったゴッホの魅力を存分に味わうことができるでしょう。 夏の暑いこの時期、ぜひとも涼しく楽しめる杜の街グレースの「動くゴッホ展」に行って見てください。
アクセス方法
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所在地 | 〒700-0907 岡山市北区下石井二丁目10番8号 杜の街グレース |
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入場料 | 一般・大学生 1,500円(1,400円) 中学・高校生 1,000円(900円) 小学生 500円(400円) 未就学児 無料 ※障害者手帳をご提示いただいた方は無料でご入場いただけます。 |
オープン時間 | 【4月~9月】9:00~17:30 【10月~3月】9:00~16:30 ※最終入城時間:閉城時間の30分前 |
駐車場 | あり 300円/1時間 ※最大料金設定無し |
トイレ | あり |
障害者手帳の対象施設
障害者手帳をお持ちの場合は、提示により本人のみ無料となります。
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