岡山市北区に位置する「招き猫美術館」は、その名の通り日本屈指の上質な招き猫コレクションが見られるオシャレな美術館です。招き猫の歴史や文化、そしてその魅力を存分に楽しむことができます。

開館30周年 始まりは「日本が誇る招き猫文化を後世へ」

1994年に古民家を再生して開館した岡山市北区の「招き猫美術館」。先代が始めた招き猫への深い愛情と情熱を受け継ぎ、現在は2代目館長がその伝統を守り続けています。この美術館には、江戸時代から現代に至るまでのさまざまな招き猫が展示されています。現在約800体の招き猫が所蔵されており、中にはバリ島からはるばる海を渡ってきた貴重なものも。それぞれが異なる歴史と物語を持っていると思うと招き猫たちへの興味は湧くばかり。

なんだか元気がないねえ。どうしたの?

最近落ち込むことが多くて・・・シュン。

そうなんだね・・よし!そんな時はパワースポットで運気を上げに行こう!

パワーチャージしたい!

可愛い猫ちゃんたちに開運招福祈願だ!

(猫に癒されるってことかな?)レッツゴー!

こちらもどうですか?

日本で昔から「福を呼ぶ」と親しまれてきた“招き猫”。招き猫の起源については諸説ありますが、一般的には江戸時代に遡ると言われています。有名な伝説のひとつに、「招き猫寺」の話があります。ある貧しい僧侶が飼っていた猫が、手を挙げて通りかかる武士を招き入れ、そのおかげで寺が繁栄したというものです。このエピソードが、招き猫が「幸運を招く」とされる由来となっているとか。

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招き猫たちが上げる手の意味がそれぞれちがうことを知っていますか?右手を上げている招き猫は金運を招くという意味があるとされています。左手を上げている招き猫は人脈を招くという意味が。さらに、両手を上げた猫は金運と人脈の両方を招き入れると信じられているそうです。他にも手をあげる高さや色だってそれぞれ呼んできてくれる福がちがうので、迎え入れる時には自分にあったものを選んでみてください。

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オリジナル招き猫が鎮座する 名物 「願掛け 福寿横丁」

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1階ご利益スポット。名物福寿横丁の左右に鎮座するのは、白と黒の美術館オリジナルの招き猫。よく見ると両手をあげていますね。周りにはお札がぎっしり!右側の白い招き猫の周りには「お願い札」、左側の黒い猫の周りには成就した感謝の気持ちが記された「叶い札」がびっしりと奉納されています。

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ミュージアムショップにて特製招き猫を購入された方に願い札進呈!
訪れた記念にぜひ願掛けしてみてくださいね。

階段を登ったその先に現れるのは「百福の間」

招き猫美術館の最大の特徴は、日本屈指のコレクションです。全国から集められた招き猫が約800体展示されており、手作りの一点物から有名な作家による作品まで、そのバリエーションは豊富です。
2階の「百福の間」にはその多種多様な招き猫たちが大集合!
展示物には、陶器製、木製、金属製のものがあり、それぞれの素材による表情や質感の違いを楽しむことができます。

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展示を見てまわった後はミュージアムショップや別館にも

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招き猫たちを見て回った後は、古民家の雰囲気が残る休憩スペースでお茶のおもてなしを受けることができます。スタッフの方の優しい笑顔とお話に心温まります。

ミュージアムショップ「金座」

美術館内には、お土産ショップとギャラリーも併設されています。お土産ショップでは、ここでしか手に入らないオリジナルの招き猫グッズや、地元の特産品が販売されています。

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別館 LUCKY CATS HOUSE で絵付け体験

本館を出て少し歩くと別館LUCKY CATS HOUSEがあり、 人気の招き猫の絵付け体験ができます。所要時間は1時間ほどで、自由に楽しんで来館記念に自分だけのオリジナル招き猫を作ってみてもいいですね!出来上がった招き猫はすぐにお持ち帰りできます。

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美術館なのにおみくじも引けます

こじんまりとしながらもとても雰囲気のある美術館で、敷地内には至る所に猫モチーフの展示や運気が上がりそうな場所が。ミュージアムショップで引いた金の招き猫おみくじも良い感じで、帰る頃にすでにいいことが起こりそうな予感・・!

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来館される時期によって特別展やワークショップなどが開催されているので、ぜひHPなどでチェクしてみてください。

共通入館券で金山寺へ

招き猫美術館から車で2分の場所にある金山寺。金山寺は報恩大師が749年に開いた備前四十八ケ寺の本山で岡山県最古の古刹です。鎌倉時代には栄西を輩出し、焼討後の再建は宇喜多直家公になされました。栄西と宇喜多家ゆかりのお寺です。境内には国の重要文化財や岡山県重要文化財に指定されている貴重な文化財があります。

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招き猫美術館の入館時に、共通入館券を購入することもできるので、お時間のある方は一緒に拝観してみてはいかがでしょうか。

アクセス方法

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所在地 〒701-2151 岡山県岡山市北区金山寺865−1
入館料 一般(高校生以上): 600円   小中学生:300円
団体(15名以上)特別割引あり
金山寺との共通入館券:1,000円
休館日 水曜日
駐車場 あり
トイレ あり

電車でお越しの場合は岡山駅から福渡・津山行に乗車して約8分、「備前原駅」を下車して、タクシーで約9分。
お車でお越しの場合は JR岡山駅周辺・山陽I.Cから車で約20分。
公共交通機関は近くを通っていないので、車での来館がおすすめです。

駐車場

駐車場は美術館の隣と向かい側にあり、団体様用に大型バスの駐車場もあります。

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